#20「最期の審判」

今までずっとアンチ里見の私でしたが、別に財前が正しいと思ってたわけではないんですよ。ただこうなると、やっぱ五郎ちゃん、かわいそうになって来た…。まあ自業自得でもあるんだけどね。この人、ほんと粗忽者なんだよなあ。そこがかわいいとこなんだけどさ。とりあえず今週の爆笑セリフはこれ。


「誰や五郎ちゃん、そのオカメは。」
亀山君子、オカメ呼ばわり…。


さすがに今週は、さほど見せ場ありませんでしたね。自分の頭をゴンゴン叩いてたぐらいで。


きのこの代わりに、今週は「ぷるぷる五郎たん」でした。その前に、初めて裁判に負けて落ち込むミッチー萌え。


「私は患者を救おうとしたんだ。癌を切除しようとしたんだ何が悪い!」五郎たんキレた!


「国立大学の教授だから、厳しく責任を問うとはどういう事だ!法の前では、法の前では何人も平等ではないのか!ぐぅおほっ!」五郎たん倒れる!


「何か起こったら駆け寄り要員」の佃君達、毎回ご苦労様。彼らの姿勢はある意味最初から一貫してますな。


しかし一番一貫してるのがこの人。「医者とは言え、体が一番だからねぇ。」なんて、この猫なで声がたまんないっす!伊武さん最高。唐沢さんは髪下ろすと、ほんと童顔になっちゃいますね。


と、茶々入れてるばかりじゃなく、東教授との師弟愛には真面目に感動しました。私、こういうの好きなのかもなあ。「エースをねらえ!」のひろみとお蝶夫人といい、再放送してる「きらきらひかる」の鈴木京香と深津ちゃんといい。いがみ合ってても、お互い実力は認めているってのが、美しいじゃないですか。それにしてもヘイちゃんは耳がでかいな。だからそういうとこばっか見ないで、ドラマに集中しろっての。


うひゃあ!何じゃこの女!告白してる場合じゃねーっつの。しかも「里見先生とずっと一緒に歩いて行きたい…」と振るだけで、自分から「奥さんと別れて下さい」とか決断を迫らないのが恐ろしい!いざとなったら、「里見先生が勝手に離婚したんでしょ」とか言うんだよ、こういう女って。ま、結局断られちゃって、一体何だったんだこいつは?ってマヌケな結末でしたが。


そして東教授の執刀により、財前の手術が行われ…。ステージ1で軽いものと思われていたのに、開けてみたら相当酷かったみたいです(表情からすると)。あのー、財前は自分でもCTとか見て診断してましたよね?浪速大ってほんとに優秀な大学病院なんですか?大体東教授を引っ張り出してこないと肺癌の手術ができないって事自体、かなり問題だと思うんだけど…。他の患者さんはどうなってるの?

予告でいきなり、廊下を財前の死体が進んで行く、みたいなシーンが流れちゃったけど、とりあえずこの手術で死ぬわけじゃないですよね。あれはイメージシーンとかなのかな?こんなに早く死んじゃうなんて、五郎ちゃんは全然自分の病状に気づいてなかったんでしょうか。それ自体、ほんとに世界一の外科医なのかいなってツッコミたくなるなあ。